男性不妊

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藤枝市Aさんのご主人が奥さんと来られた時の話しです。彼の下腹部は驚くほど硬く驚きました、この硬さこそ精子の不活性を起こす原因でした。Aさんは病院で精液検査で「精子の数には問題はありませんが、活動能力に難があります」と診断され「どうしたら良いのですか」と質問したところ「今のところこれといった有効な薬も治療法もありません」と答えられたそうです。

しかし、骨盤の歪みを正して骨盤内の血液循環を改善することで3回という少ない通院回数で、次の精液検査では「全く問題のない健全な精子です」との報告を得て、私の所へその検査報告書を持って来てくれました。
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これはその時の検査表ですが、精子の活動能力をアップさせ、卵子の膜を突き破る力を与えるための臓器が前立腺です。前立腺もやはり細胞の集合体で血液により栄養と酸素を補給しています。Aさんの下腹部はとても硬く、少し強く押さえただけで激しい痛みを訴えました。

これはその前立腺を含めた骨盤内に血流障害による酸素欠乏の炎症があった証拠です。そうした血流が悪い状態で前立腺がまともに働けるわけもありません。当然に細胞レベルから元気をなくして前立腺の機能は低下してしまいます。
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このイラストを見ても下腹部には無数の血管があり、各臓器へ栄養と酸素を供給しています。これらの血管が骨格の歪みによって常に圧迫される事でこうした問題が発生しますが、残念ながら血流障害は痛みを出さないので自分では気付かないのが現状です。

今回のAさんの場合もそうでしたが、他人に押さえられて初めてその痛みや異常に気付く程度なのです。ですので発見が遅れてしまうという場合も出て来る訳です。もし何もせずにどこかに痛みを感じる様であれば、トラブルの要素が進んでいる事もありますので注意が必要です。

こちらの公式HPでも詳しく紹介しています



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